XML を Excel に変換するツールとは
XML データからExcel(.xlsx)ファイルを作成できる無料・ブラウザ完結のツールです。XML を貼り付け(またはアップロード)してプレビューを確認し、ブックをダウンロードするだけ。すべての処理はブラウザ内で行われるため、データが外部に送信されることはなく、Excelのインストールも不要です。
タグの海の XML を、行と列で読めるようにする
数千行の商品フィードや注文データ、行政システムが出力する XML は、形式上は読めても実務では読めません。こうしたファイルの中身は「同じレコード要素の繰り返し」なので、スプレッドシートに落とせば 1 レコードが 1 行になります。価格が欠けている商品はどれか、国別の注文数はいくつか、といった知りたいことは、タグを目で追う作業ではなくフィルタと並べ替えで済みます。
テキストエディタを開かない同僚(購買、経理、取引先)に XML の中身を渡すときも、見慣れた表にしてから共有するのが早道です。
現実の XML が表に収まるときの挙動
実際のフィードには任意項目が混ざり、レコードごとに持っているフィールドが違います。列は全レコードに現れたフィールド名の和集合として、初出順に並びます。持っていないレコードのセルは空欄になるため、必須列を空欄でフィルタすれば不備のあるレコードを一覧できます。純粋な数値は Excel の数値として入り、そのまま合計や並べ替えができます。先頭 0 付きのコードは文字列のまま守られます。
知っておきたい境界が 2 つあります。タグの属性(id="123" など)に入った値は列に取り出されず、要素の内容だけが対象です。また、フィールドより深い入れ子はその列のテキストとしてまとめられます。確認・共有用には十分ですが、元の XML に戻す用途には向きません。
使い方
- 左側のパネルに XML を貼り付けるか、XML ファイルをアップロードします。
- テーブルプレビューで、行と列が正しく認識されているか確認します。
- 「変換して .xlsx をダウンロード」を押してExcelファイルを保存します。
データはどうマッピングされるか
- XML の各レコードがスプレッドシートの1行になります(ルート直下の要素が行、その子要素が列です)。
- XMLは汎用的な表形式マッピング(<rows><row><列名>値</列名></row></rows>)です。列名は有効な要素名に自動調整されます。
- 数値に見える値はExcelの数値として書き込まれます。007 のようなコードは先頭のゼロを保つため文字列のままです。
変換例
入力(XML)
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rows>
<row>
<Name>Apple</Name>
<Qty>3</Qty>
</row>
<row>
<Name>Orange</Name>
<Qty>5</Qty>
</row>
</rows>出力(Excel)
Name Qty Apple 3 Orange 5
XML と Excel の比較
| 形式 | 種類 | 構造 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| XML | プレーンテキスト(マークアップ) | 入れ子の名前付き要素と属性 | システム連携・フィード・従来型API |
| Excel | バイナリ表計算(.xlsx) | 行×列のシート、セルに型(数値・文字列) | ExcelやGoogleスプレッドシートでの編集 |



