WebM を AVI に変換するツールとは
WebM 動画を AVI に変換できる無料・ブラウザ完結のツールです。ファイルを追加するとその場でプレビューでき、結果をダウンロードできます。すべての処理はブラウザ内で行われるため、動画が外部に送信されることはなく、ウォーターマークも入りません。
2010年代のブラウザ収録を1992年の AVI へ
コンバータ一家の中で最も遠いジャンプです。WebM は2010年に登場した Web ネイティブの形式、AVI は1992年の Windows 用ビデオで、両方を話せるハードウェア世代は存在しません。この変換が必要になる状況は決まっています。ブラウザで録画したファイル(.webm の中身は VP8/VP9)を、AVI しか受け付けない機材で再生しなければならない場合です。展示会やキオスクのループ再生機、産業用のモニタリング端末、古いサイネージ機器、引退させてもらえない2000年代の編集システムなどが典型です。
2つの形式に共通コーデックがない以上、包み直しは成立しません。この組み合わせは毎回、映像ストリームの再エンコードになり、相応の時間と非可逆の世代追加を伴います。
AVI を「作る」だけでなく「再生させる」ために
.avi ファイルを作るのは簡単な半分で、難しいのは受け側のデコーダです。まとめて変換する前に2点を確認してください。第一に、その機器が本当に MP4 を拒否するか。2000年代半ば以降の設計なら MP4 が通ることは多く、その方が結果も良くなります。第二に、再生可能な解像度。AVI 時代の機材の多くは現代の画面キャプチャの解像度を想定していません。
まず短いクリップを1本変換し、実機で再生できてから残りを処理しましょう。そして WebM の原本は保管を。将来別の形式が必要になったときは、AVI からではなく原本から変換し直すのが正解です。
使い方
- 左側に WebM ファイルを追加します(ドラッグ&ドロップ、またはクリック)。その場でプレビュー表示されます。
- 品質プリセットを選びます(再エンコードが必要な場合のみ適用されます)。
- 「変換してダウンロード」を押すと AVI ファイルを書き出します。初回は変換エンジン(約30MB)を一度だけダウンロードします。
ロスレスなremuxと再エンコードの違い
WebM も AVI も「コンテナ(入れ物)」で、重要なのは中身の映像コーデックです。コーデックが AVI に対応していれば、入れ物を詰め替えるだけ(remux)で完結し、一瞬・完全ロスレスです。コーデックが非対応の場合(多くは WebM が絡むケース)のみ端末内で再エンコードし、時間がかかります。品質プリセットはこの再エンコード時に効きます。
