Excel を XML に変換するツールとは
Excel(.xlsx)のシートを XML に変換できる無料・ブラウザ完結のツールです。ブックをドロップしてシートを選ぶだけで、結果をコピー・ダウンロードできます。すべての処理はブラウザ内で行われるため、ファイルが外部に送信されることはなく、Excelのインストールも不要です。
編集は Excel、受け渡しは XML という分業
受発注の EDI 連携、行政への申請フォーマット、EC や CMS が読み込む商品フィードなど、XML でのデータ受け渡しを求めるシステムは今も多くあります。XML をテキストエディタで直接メンテナンスするのは現実的ではありません。データ本体はスプレッドシートで管理し、提出の直前に XML を生成する分業が実務的です。
生成される構造はシートを鏡写しにしたもので、データ 1 行が 1 つの要素に、各列がその中の子要素になります。子要素の名前は列見出しから作られるため、1 行目の見出しがそのまま仕様書になります。
見出し行を整えると XML が安定する
要素名は 1 行目から生成され、XML の要素名に使えない文字はアンダースコアに置き換わり、数字で始まる見出しには先頭にアンダースコアが付きます。受け側の仕様が <UnitPrice> を求めるなら、列名も UnitPrice にしておくと後工程の置換が不要になります。空欄のセルも空要素として出力されるため、行ごとの構造が揃います。& や < などの記号は自動でエスケープされます。ルート要素名や入れ子構造など、受け側固有の契約までは変換では判断できないので、提出前に相手のスキーマやサンプルファイルと突き合わせて検証してください。
使い方
- Excel(.xlsx / .xls)ファイルをドロップするか、クリックして選択します。読み取りはローカルで行われ、アップロードはされません。
- ブックに複数のシートがある場合は、変換するシートを選びます。
- 変換された XML をコピーするか、ファイルとしてダウンロードします。
データはどうマッピングされるか
- 選択したシートの各行が XML の1レコードになります。セルの値は表示どおりに書き出されます。
- XMLは汎用的な表形式マッピング(<rows><row><列名>値</列名></row></rows>)です。列名は有効な要素名に自動調整されます。
- 変換されるのは選択中の1シートです。他のシートもドロップダウンから選んで変換できます。
変換例
入力(Excel)
Name Qty Apple 3 Orange 5
出力(XML)
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rows>
<row>
<Name>Apple</Name>
<Qty>3</Qty>
</row>
<row>
<Name>Orange</Name>
<Qty>5</Qty>
</row>
</rows>Excel と XML の比較
| 形式 | 種類 | 構造 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| Excel | バイナリ表計算(.xlsx) | 行×列のシート、セルに型(数値・文字列) | ExcelやGoogleスプレッドシートでの編集 |
| XML | プレーンテキスト(マークアップ) | 入れ子の名前付き要素と属性 | システム連携・フィード・従来型API |



